相模国の中世史〔増補版〕
湯山学中世史論集E(全6巻 完結)

湯山 学 著
(元 藤沢市役所勤務/1928年生まれ)

2013年5月刊
A5判・488頁・上製本・函入
ISBN978-4-87294-802-8 C3321
12800円 (税別)

編集:黒田基樹(駿河大学教授)
解説:清水 亮(埼玉大学准教授)
本書は、湯山氏が私家版として刊行した『相模国の中世史』(上・下、南関東中世史論集1・2、1988,91)に、特論7・8の2編を増補し、解説を加えて刊行するものである。
本書は、南関東、とくに「相模国の中世史」を題材としつつ、鎌倉幕府の政治形態や、鎌倉幕府を構成する諸集団の実態に切り込む実証的な成果の集成である。
【主要目次】

相模国の中世史
一 関東祗候の廷臣 ―宮将軍家近臣層に関する覚書―
二 北条重時とその一族
三 鎌倉後期における相模国御家人について
 ―主として北条氏との関係を中心に―
   三浦氏/渋谷氏/波多野氏/糟屋氏

特 論
1 北条貞時の思人播磨局浄泉
 ―鎌倉末期上野国の一断面―
2 相模国愛甲郡の庄園 ―愛甲庄と毛利庄―
3『宗尊親王御下向記』の記事について
4 ある伊勢平氏の末裔
 ―鎌倉幕府奉行人・三重政平の周辺―
5 南北朝・室町時代の三浦一族 ―永享の乱まで―
6 西相模の在地領主土肥氏について
7 鎌倉幕府の吏僚に関する考察
 ―中原忠順・広季一族を中心として― *増補論文
8 相模国の「舞々」 *増補論文

湯山学 中世史著作論文目録
解説 湯山学氏の相模国中世史研究と鎌倉幕府研究  清水 亮

【全6巻 完結 揃 57000円】価格は税別
 @ 関東上杉氏の研究 7900円 *残部僅少
 A 三浦氏・後北条氏の研究 7900円
 B 武蔵武士の研究 7900円
 C 鎌倉府の研究 9500円
 D 中世南関東の武士と時宗 11000円

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