自由民権運動と静岡事件
原口清著作集D

原口 清 著
(名城大学名誉教授/1922年生まれ)
原口清著作集編集委員会編
(勝田政治・久住真也・高木不二・松尾正人・森田朋子)

2009年3月刊
A5判・402頁・上製本・函入
ISBN978-4-87294-550-8 C3321
8900円(税別)
本巻には、原口氏の自由民権運動史研究の成果のなかで、特に、激化事件のひとつといわれている「静岡事件」(明治19年に発覚・検挙) についての著書『自由民権・静岡事件』(1984年) を中心に、明治10年代前半期の静岡県の政治情勢について考察した2論文を収録。併せて、原口氏の研究姿勢を示す随想2編を収め、巻末に年譜・著作目録を付す。
著作集:全5巻 完結

【主要目次】
T


  国会開設運動期における宣伝組織活動−静岡県を中心にして−
  明治十四年の政治情勢−静岡県を中心として−
 
U

自由民権・静岡事件

第一章 研究史の検討
第二章 事件の背景
 同志結合の芽/
 同志の人びと /
 社会的背景
第三章 事件の政治過程
 挙兵盟約の結成/
 広域的蜂起を目ざして/
 暗殺主義への転換
終 章 挫折のあと
 
V


   思い出すままに−私の静岡県近代史研究の断片/
 静岡事件雑感
 
解説(田村貞雄)
 
原口清 年譜・著作目録
 
 【全5巻・完結】 揃41500円
  @幕末中央政局の動向   7900円
  A王政復古への道  7900円
  B戊辰戦争論の展開  8400円
  C日本近代国家の成立  8400円
  D自由民権運動と静岡事件 8900円


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