四国の近世城郭
岩田書院ブックレット・歴史考古学系H23

四国地域史研究連絡協議会 編

2017年10月刊
A5判・150頁・並製本
ISBN978-4-86602-007-5 C1321
1700円 (税別)
本書は、2016年11月6日に、四国地域史連絡協議会と伊予史談会が、松山市において合同で開催したシンポジウム「四国の城を考える」の成果をまとめたものである。
シンポ開催趣旨より:
「四国における近世城郭研究は、近年めざましい進展を見せています。城下図屏風などの絵画資料や古文書の研究が進み、近世城郭の姿が捉えられるようになってきました。近世城郭の発掘調査も各地で行われ、新たな遺構や遺物も数多く発見されています。今回の大会では、四国の城郭の基本的な構造とともに、それぞれの専門分野から研究成果をご紹介いただき、四国の近世城郭の比較検討や、城郭研究を進めていくための方法論などを話し合います。」
【主要目次】
序にかえて 井上  淳
第1章 四国の近世城郭誕生 山内 治朋
第2章 四国の織豊系城郭「徳島城」 酒井 勇治
第3章 高知県の中世城郭から織豊系城郭の成立 松田 直則
第4章 高松城の概要と変遷 大嶋 和則
第5章 見えてきた伊予松山城の歴史
 −近年の発掘調査から−
西村 直人
第6章 宇和島城下図屏風の歴史的考察
井上  淳
参考文献
 

【ブックレットH・四国シリーズ】 既刊
(8)四国の大名−近世大名の交流と文化−
 2011.04 品切れ

(11)戦争と地域社会−慰霊・空襲・銃後−
 2011.10 1400円(税別)

(13)四国の自由民権運動
 2012.10 1400円(税別)

(16)四国遍路と山岳信仰
 2014.02 1600円(税別)

(21)「船」からみた四国−近世〜近代の造船・異国船・海事都市−
 2015.09 1500円(税別)
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