2010年7月に開催された第3回 四国地域史研究連絡協議会(徳島大会)「近代四国における戦争と地域社会」の成果。戦没者、慰霊、銃後の暮らし、戦災など、さまざまな観点から戦争を軸にして近代四国の歩みを照射する。
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【主要目次】 |
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序 章 |
石尾 和仁 |
第1章 高知県における日露戦争戦没者慰霊 |
小幡 尚 |
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遺骨の帰還と補充大隊の対応 公葬と埋葬 |
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第2章 善通寺における乃木神社・護国神社の建設 |
野村 美紀 |
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軍都善通寺の成り立ち 乃木神社の建設 護国神社の建設 |
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第3章 戦略爆撃と中小都市空襲
−第二〇航空軍B29による愛媛県への
空襲を中心に− |
藤本 文昭 |
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空襲にまつわる俗説/
四国三都市への空襲/
中小都市空襲の真の狙い/
四国で最も多く米軍に狙われた愛媛県/
空襲実行のための情報/
米軍側の太平洋戦争に関する総括/
空襲による犠牲者の数 |
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第4章 戦時体制の進展と徳島の農村女性 |
佐藤 正志 |
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農村における「遊び仕事」の解体と農村女性の組織化 戦時体制の進展と農村女性の活動 農村女性のさまざまな「銃後活動」 |
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終 章 |
石尾 和仁 |
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