戦争と地域社会
 ―慰霊・空襲・銃後―
岩田書院ブックレット歴史考古学系11

四国地域史研究連絡協議会編

2011年10月刊
A5判・120頁・並製本
ISBN978-4-87294-709-0 C1321
1400円 (税別)
2010年7月に開催された第3回 四国地域史研究連絡協議会(徳島大会)「近代四国における戦争と地域社会」の成果。戦没者、慰霊、銃後の暮らし、戦災など、さまざまな観点から戦争を軸にして近代四国の歩みを照射する。
【主要目次】
序 章 石尾 和仁
第1章 高知県における日露戦争戦没者慰霊 小幡  尚
  遺骨の帰還と補充大隊の対応
公葬と埋葬
 
第2章 善通寺における乃木神社・護国神社の建設 野村 美紀
  軍都善通寺の成り立ち
乃木神社の建設
護国神社の建設
 
第3章 戦略爆撃と中小都市空襲
      −第二〇航空軍B29による愛媛県への
       空襲を中心に−
藤本 文昭
  空襲にまつわる俗説/
四国三都市への空襲/
中小都市空襲の真の狙い/
四国で最も多く米軍に狙われた愛媛県/
空襲実行のための情報/
米軍側の太平洋戦争に関する総括/
空襲による犠牲者の数
 
第4章 戦時体制の進展と徳島の農村女性 佐藤 正志
  農村における「遊び仕事」の解体と農村女性の組織化
戦時体制の進展と農村女性の活動
農村女性のさまざまな「銃後活動」
 
終 章 石尾 和仁

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