四国の大名
 −近世大名の交流と文化−
 岩田書院ブックレット 歴史考古学系8

四国地域史研究連絡協議会編

2011年4月刊
A5判・132頁・並製本
ISBN978-4-87294-681-9 C1321
1500円 (税別)
品切れ
2009年11月に高松市で開催されたシンポジウムの成果をまとめる。
第1章に総論として、豊臣政権から徳川政権における四国の大名配置の論考を新たに加え、以下、第2章〜第5章で、シンポ当日の発表内容にそって四国各県の大名をとりあげ、第6章では全体討論の記録を収める。
【主要目次】
プロローグ −四国地域史研究連絡協議会について− 胡  光
第1章 四国の大名 胡  光
   豊臣政権における大名配置
 徳川政権における大名配置
 
第2章 〔徳島〕阿波蜂須賀家の交際
−彦根井伊家と高松松平家を中心に−
根津寿夫
   阿波蜂須賀家/
 「御一門様御続書」にみる蜂須賀家の交際/
 蜂須賀家の交際
 
第3章 〔高知〕土佐山内家と譜代大名・旗本
−領主間の金融融通をめぐって−
渡部 淳
   初期の土佐藩財政と譜代大名・旗本
 中期の藩財政と譜代大名・旗本
 
第4章 〔香川〕高松松平家における大名間交流
−儀礼をめぐる彦根井伊家との関係−
御厨義道
   高松松平家と彦根井伊家/
 松平頼恭の大名交流観/
 儀礼記録をめぐる交流/
 儀礼次第をめぐる交流
 
第5章 〔愛媛〕伊達宗城と有志大名の交流
−徳川斉昭・松平慶永との交誼−
藤田 正
   宇和島藩伊達家の家格と姻戚
 伊達宗紀・宗城父子と徳川斉昭との交誼
 伊達宗城と松平慶永との親交
 
第6章 近世大名の交流と文化
−四国の大名シンポジウム 全体討論記録−
 
エピローグ −地域史を見直す 四国の試み− 胡  光

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