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近代史研究叢書９ 長州戦争と徳川将軍 −幕末期畿内の政治空間− 久住真也著 （日本学術振興会特別研究員／1970年生まれ） 2005年10月刊 ISBN4-87294-405-4 Ａ５判・358頁・上製本・函入 6900円 |
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近代史研究叢書９ 長州戦争と徳川将軍 −幕末期畿内の政治空間− 久住真也著 （日本学術振興会特別研究員／1970年生まれ） 2005年10月刊 ISBN4-87294-405-4 Ａ５判・358頁・上製本・函入 6900円 |
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| 本書は、14代将軍徳川家茂施政下の元治元年(1864)末から、慶応２年(1866)後半にいたる時期を主要な分析対象とする政治史研究である。 長州再征遂行途上から徳川将軍は畿内に長期滞在するが、そこにいたる過程と背景を、長州戦争という視点から捉え、新たな歴史的位置づけを行う。 |
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| 【主要目次】 | ||
| 序 章 本書の分析視角 | ||
| 第１章 徳川幕府の復古と改革 幕府復古派の形成と性格／幕府復古派による施策の事例／ 幕府復古政策の転換に向けて |
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| 第２章 第一次長州出兵と元治元年の政治情勢 将軍進発問題／征長態勢の特質／ 早期解兵路線の検討／早期解兵路線の背景 |
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| 第３章 慶応元年将軍進発態勢の創出 戦後処理をめぐる政局／ 慶応元年３月２日の御沙汰書／ 将軍上坂令の背景／４月政変と将軍進発予告令／ 将軍進発令の衝撃 |
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| 第４章 長州再征遂行主体の形成と環境整備
将軍家茂の参内と将軍滞坂構想／ 将軍滞坂と対長州政策の始動／ 将軍即時進発勅許の背景／ 10月政変と幕府改造の実現 |
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| 第５章 板倉・小笠原の政治路線 朝幕関係の修復／外交問題と幕府改造／ 11月〜12月の政治情勢 |
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| 第６章 長州処分執行態勢の確立 長州処分案の確定／長州処分執行と宮中の動揺／ 朝幕政権の「偽勅書」対策／開戦への道 |
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| 終 章 将軍畿内滞在態勢への道 | ||
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