No.136 1999年3月
【確信犯にやられた】
 この「裏だより」No.122 で書いた代金未回収の1件は、そのご、やっと代金を回収できた。あまりに払いが悪いので、この裏だよりで名前を公開しようと思ったのだが、それをしないで済んだ。と思ったところ、今度はしっかりと確信犯にやられてしまった。
 98年2月27日、FAXで 2点(各2冊)合計64000円の注文が入った。1万円以上の本を各2冊、しかも初めての人(A)からの注文である(歴史系の学会などにも所属していない)。ここで警戒しなければならなかったのかもしれない。続いて4月2日、別の名前(B)で6点58000円のFAX注文が入った。これも何も疑問を感じずに、というより、まとまった注文に喜んで、本を送ってしまったのである(後から判ったことだが 住所は同じである)。
 入金がないので、督促をした。何回目かの督促で、Bから手紙がきた。自分が長期不在のため留守を預けた人物Aが、自分Bの名前をかたって本を注文したようだ、申し訳ない、自分の責任なので必ず払うからしばらく待ってほしい、と。しかし、そのご電話をしたら、「現在使われておりません」という機械音である。そして、郵便物も転居先不明で戻ってきてしまった。
 同業他社数社に電話して、聞いてみた。Aという人物がブラックリストにのっていないか?と。しかし各社とも、そんな人物は知らないという。ということは、岩田書院だけがやられたわけか。クソ〜!、今度あったら、ただじゃおかないぞ!。
 そいつAの名前を断固公開する。大阪市生野区の「田中博」。どこにでも いそうな名前である…。それにしても、最近、払いが悪いのが多い。
 でも、なんで岩田書院だけなんだ?、そんなに岩田書院の本が欲しかったのか?。
     
  *** 続報はNo.139を。

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