No.139 1999年5月
【被害にあったのは岩田書院だけではなかった】
 裏だよりのNo.136に「確信犯にやられた」を書いたが、これを読んだ出版社2社から、自分のところも田中博にやられている、と電話が入った。やられたのは、岩田書院だけではなかったのである。
 No.136を読んでいない人のために 簡単に記すと、大阪生野区に住む「田中博」なる人物から本の注文を受けて発送したが、代金未払いのまま逃げられた、という件である。前記の2社も、ほぼ同時期に被害にあっている。
 被害にあったのが岩田書院だけではなかったわけで、なんとなく、ほっとしたような、うれしい(?)ような、残念(?)なような、そんな気分である。警察に被害届けをだせばよさそうなものだが、わざわざ警察署まで行かなくてはならないし(交番では受け付けてくれない)、行っても、お金が戻ってきそうもないので、そのままにしてある。

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