近世日本石灰史料研究X

川勝 守生 著
(元 東京大学大学院博士課程在籍/1972-2006)
川勝 守 解題

2012年5月刊
A5判・380頁・上製本・函入
ISBN978-4-87294-752-6 C3321
7900円 (税別)
近世関東における石灰産地としての「八王子石灰」の竈主所蔵史料を翻刻。
本巻には、多摩郡上成木村の木崎敏男家の「御用白土石灰旧記控」1冊を収める。同書は慶長〜寛政の記事を含み、V所収の「常右衛門様用書」同様、石灰焼出生産資金の融資方を廻って、3か村竈主を二分して争論した寛政年間の経緯を記した覚書である。
各文書ごとに史料翻刻・読み下し、語句解釈、史料研究を加え、巻末に解題と索引を付す。
 
【既刊】
近世日本石灰史料研究T 2008年7月刊・576頁・9500円(税別)
近世日本石灰史料研究U 2009年5月刊・526頁・8900円(税別)
近世日本石灰史料研究V 2010年5月刊・462頁・8400円(税別)
近世日本石灰史料研究W 2011年11月刊・348頁・7900円(税別)
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