風流踊とその展開 植木行宣 芸能文化史論集B 植木 行宣 著 (元 京都学園大学教授/1932年生まれ) 2010年4月刊 A5判・488頁・上製本・函入 ISBN978-4-87294-613-0 C3373 12800円 |
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本書には、拍子物から風流踊への流れを語る論考をまとめた。 風流という芸能はもっとも広くかつ濃厚な分布を示す代表的な民俗芸能で、それは風流が町や郷村すなわち地域社会の成立発展とともに、その願いや希望をになう芸能文化として主体的に受容され位置づけられてきたことによるといえるが、風流はそこで二つの流れに分化した。一つは都市的環境を背景とする山鉾の祭り、いま一つは村落的環境を背景とする風流踊への展開であり、本書は、その後者にかかわる論考である。 |
【主要目次】 |
第T章 風流という芸能 芸能文化史論集 全3巻:完結 |