舞台芸能の伝流 植木行宣 芸能文化史論集2 植木 行宣 著 (元 京都学園大学教授/1932年生まれ) 2009年9月刊 A5判・448頁・上製本・函入 ISBN978-4-87294-572-0 C3373 11800円 |
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「本巻には、民俗として行われる芸能文化についての論考のうち、時代の主流をなした舞楽・田楽・猿楽・人形浄瑠璃などにかかわるものを中心にまとめました。 これらはいずれも、民俗芸能や行事の歴史民俗学的研究であり、形骸化しつつもいまなお生きているそれを、かけがえのない歴史史料としておさえ、その語るところをとらえて、最終的には日本の芸能文化の流れに位置づけることを意図したものです。 そのためにはまず、民俗として伝承される芸能文化をどう史料化するのかが問題であり、調査記録や事例研究にとどまるものが少なくありません。つまりは基礎的研究に尽きるということですが、このような取り組みが進展し、これら小論がより豊かな芸能文化史の構築に活かされることを願っています。」 (本書「あとがき」より) |
【主要目次】 |
第T章 舞楽・田楽・猿楽 【既刊】@中世芸能の形成過程 2009年3月刊・A5判・456頁・11800円(税別) |