中世前期上野の地域社会 中世史研究叢書18 久保田 順一 著 (榛名町史編纂専門委員/1947年生まれ) 2009年11月刊 A5判・434頁・上製本・函入 ISBN978-4-87294-589-8 C3321 9500円 (税別) |
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前著『室町・戦国期
上野の地域社会』(岩田書院 2006)に続き、 本書では、新田荘と新田氏を中心とする上野の中世前期社会を対象とし、併せて交通と都市的な場についても考察する。 |
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【主要目次】 * 新稿 | |
第1部 新田荘と新田一族 | |
第1章 平安末期の新田一族 | |
第2章 新田荘の成立をめぐって | |
第3章 新田一族の家の成立と女性 | |
第4章 *中世笠懸野の開発と宗教的環境 | |
第5章 長楽寺建立・再建と新田一族 | |
第6章 山名一族の西遷 | |
第7章 新田義貞の鎌倉攻めと没落 | |
第2部 上野の荘園・公領と武士団 | |
第8章 中世上野の政治構造と地域 | |
第9章 *中世前期の上野介と上野国衙 | |
第10章 中世群馬郡北部地域の歴史的環境 ―桃井郷・渋川郷の展開― |
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第11章 鎌倉武士団と板碑造立―上野国甘楽郡の場合― | |
第12章 石上氏と中世武士団 | |
第13章 中世桐生郷と桐生佐野氏成立の背景 | |
第14章 *寺尾氏と西上州 | |
第3部 中世上野の交通と都市的な場 | |
第15章 中世上野の東西交通路 ―古代東山道駅路「牛堀・矢ノ原ルート」との関り― |
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第16章 *中世上野の都市的な場 ―上野の「奥大道」を中心に― |
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第17章 *中世上野の交通路と宿 | |