藩地域の村社会と藩政
信濃国松代藩地域の研究X

渡辺 尚志 編
(一橋大学教授/1957年生まれ)

2017年1月刊
A5判・402頁・上製本・カバー装
ISBN978-4-86602-982-5 C3321
8400円 (税別)
「ここで言う「藩地域」とは、一つの藩を対象として、藩領域の内外にわたって展開する多様な諸関係の総体を、政治・経済・社会・文化・思想・意識などの各領域にわたって具体的かつ理論的に把握するために儲けた概念であり、地域社会論と、藩政史・都市史・身分論・思想史などとの架橋・総合化の試みである。」(本書「序章」より)
本巻では、既刊4冊の成果をもとに、「村社会と藩政」との関係性を、第一編で経済史的側面から、第二編で文化・思想史的側面から中心に考察した。
【主要目次】
 序 章                                  渡辺 尚志
     
第一編 藩地域の村社会と藩政  
 第一章 入会地開発訴訟にみる村と領主 渡辺 尚志
 第二章 近世中期の直上納制と土地所有秩序の変容 菅原  一
 第三章 松代藩難渋村制度における指定・解除の実態の検討 福澤 徹三
 第四章 松代藩の社倉政策 福澤 徹三
 第五章 松代藩道橋方の組織と水論処理 金澤 真嗣
     
第二編 藩地域の武士と町人  
 第六章 天保期松代藩における学問・知識の展開と「風俗」改革
小関悠一郎
 第七章 鎌原桐山『朝陽館漫筆』の基礎的研究
古畑 侑亮
 第八章 天保期老中における手留の伝達と文書管理 吉川紗里矢
 第九章 松代藩第九代藩主真田幸教の思想的背景
佐藤 宏之
 第十章 松代藩八田家の産物会所運営 大橋 毅顕
     
【既刊】
T 藩地域の構造と変容  渡辺尚志編 2005.07 8400円(税別)
U 藩地域の政策主体と藩政 渡辺尚志・小関悠一郎編 2008.07 7900円(税別)
V 近世後期大名家の領政機構 荒武賢一朗・渡辺尚志編 2011.05 6900円(税別)
W 藩地域の農政と学問・金融 福澤徹三・渡辺尚志編 2014.04 5400円(税別)

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