室町期 南奥の政治秩序と抗争 中世史研究叢書G 垣内 和孝 著 (郡山市文化・学び振興公社研究員/1967年生まれ) 2006年8月刊 A5判・324頁・上製本・函入 ISBN4-87294-442-9 6900円 (税別) 品切れ |
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福島県域の中世史を、考古学的な成果も援用しつつ、政治史的な観点からまとめる。 第T部では、南陸奥において室町的な政治秩序が形成されていたこと、永享12年の篠川公方滅亡後における政治秩序の一面を確認し、第U部では、上位権力が事実上存在しなくなった南陸奥において、戦国的な枠組みがどのように形成されたのかを検討した。 第V部には、田村氏と伊東氏について考察した。両氏とも、篠川・稲村公方が組織したとみられる応永11年の仙道国人一揆の主要な参加者である。 |
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【収録内容】 | ||
序 章 南奥中世史の構想 | ||
第T部 南奥の政治秩序 | ||
第1章 篠川・稲村両公方と南奥中世史 付論1 篠川御所の現況報告と復元試案 付論2 城館よりみた室町・戦国期の郡山 |
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第2章 二本松畠山氏と塩松石橋氏 |
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第3章 須賀川二階堂氏の成立 付論3 鎌倉・南北朝期の二階堂氏 |
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第U部 南奥戦国大名の成立 | ||
第4章 戦国大名岩城氏の誕生 |
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第5章 戦国大名蘆名氏の誕生 |
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第6章 白川氏・小峰氏と「永正の変」 付論4 白川氏「天正の変」の再検討 |
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第V部 田村氏と伊東氏 |
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第7章 田村氏と蒲倉大祥院 |
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第8章 戦国期田村氏の権力構造と家臣団構成 |
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第9章 伊東氏の歴代と本拠 |
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第10章 中世安積郡と伊東氏・相楽氏 |
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