アンバ大杉の祭り


大島 建彦 著(東洋大学名誉教授)


2005年12月刊
B6判・266頁・並製本・カバー装
ISBN4-87294-413-5
3200円 (税別)
 品切れ
アンバサマは、疱瘡除けの神・疫病除けの神であったり、航海神・漁業神であったり、農の神・作の神であったりと、多様な様相をしめす。
その信仰圏は、茨城県稲敷市の阿波本宮大杉神社を中心に、奥羽・関東の各地に広がる。
先に刊行した『アンバ大杉信仰』(大島編 1998年 小社刊)が、その信仰の起源をしめす縁起・記録や、信仰の広がりをしめす大杉神社所在一覧・寄進者一覧・講中一覧などのほか、「大杉神社文書録」などを収録した基礎資料集であったのに対して、本書は、22箇所の「アンバ大杉の祭り」を、2003年から2005年にかけて再調査し、アンバ囃子や、杉神輿の渡御などの祭りの、変遷と実態を記録したもの。

【収録内容】 写真98点
アンバ大杉の信仰の展開
太平洋沿岸のアンバ大杉の祭り
関東平野のアンバ大杉の祭り
房総半島のアンバ大杉の祭り
アンバ大杉の信仰の実態

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