平野栄次著作集@
富士信仰と富士講


坂本 要・岸本 昌良・高達 奈緒美編

2004年11月刊 
ISBN4-87294-339-2
A5判・412頁・口絵6頁・上製本・函入

8900円
東京都の文化財調査に携わり、富士信仰研究会の初代会長でもあった平野氏(1925-1999)の業績を全2冊にまとめる。
第1巻には、富士信仰と冨士講に関係する論攷を収録。
【主要目次】
  
富士信仰−その起源と文化
T 富士信仰の成立と展開
富士浅間信仰研究史の回顧と展望
富士信仰と曼荼羅
富士行者食行身禄の政治・社会批判、そして入定の背景
吉田御師の成立と近世におけるその活動
「菊田日記」から見た吉田御師と富士講
明治前期における富士講の糾合と教派神道の活動
U 富士講と富士塚
富士と民俗−富士塚をめぐつて−
大田区・品川区の富士講
品川富士山開きの行事−品川丸嘉講社−
富士塚と胎内洞穴−目黒新富士遺跡をめぐつて−
山護講について
丸不二講と富士塚
清瀬富士の「火の花祭り」
武蔵野の富士講
V 高尾講と高尾山
馬込の高尾講のこと
高尾山火渡り祭
都市化と信仰−東京都南部地域の場合−
続刊A江戸前漁撈と海苔(2005年春)
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