No.877 (2014.08)

【断裁処分】

 かねてより懸案だった過剰在庫の断裁処理、やっと著者・編者に通知を出した。その数130点。実際の断裁は、倉庫の仕事があいてくる時期になるが、これで第2・第3倉庫まで借りて保管している過剰在庫を、ある程度、整理することができる。
 対象とした本は 原則として、200冊以上の在庫があって、年間売上げ10冊以内、2010年以前刊行のもの。冊数的には多くなくても、ページが多くて物量があるものも対象。考えてもみてください。在庫が200冊あって 年間2冊しか売れなかったら、完売するまで100年ですよ、百年!。適正在庫としては20冊でしょ。
 それにしても、2010年までの新刊点数が650点だから、断裁率20%になる。売れなかったとも言えるが、作りすぎだったということも言える。
 でも、お陰様(?)で、断裁報告とともに割引販売の案内をしたら、著者が責任を感じてくれて、10冊(4割引)・50冊(5割引)・100冊(6割引)の注文を 何人かからいただいた。在庫が減って、売上げも増えて、ありがたいことです。こうと判っていたら、もっと早くにやっておくべきだったか。(笑)