No.880(2014.10)

【ひとり出版社】

 考えてみれば、岩田書院を立ち上げた時は43歳だった。それから20年以上経って回りを見渡してみると、現在活動しているひとり出版社のなかで、私が長老?になってしまった。その岩田書院、去年から今年にかけて、いままで原稿整理・校正の仕事を頼んでいた人が2人引退。そして、この夏、伝票発行やら献本発送などの雑務をしてもらっていた人も引退。
 考えてみれば、始めたときは全部一人でやっていた。もちろん、年間出版点数も違えば、年齢・体力も違う。でも、あと5年、かな…。初心に返って一人で本を作って行こうと思う。