【そうか、図書館は、こういう本なら買うんだ】 |
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昨年末に刊行した『絵馬をあるくよむ』のTRC(図書館流通センター)の販売実績です。
1月49冊、2月153冊、3月19冊、ここまでで221冊。
この本、並製・300頁・税込定価3990円で、800部製作。正直いって、中途半端な定価・部数設定です。なにが中途半端かというと、この手の本にしては定価が高い。作る側からいうと、発行部数800部では、この定価になってしまうから 仕方がない、ということになるのだが、公共図書館で3か月で200冊以上の売れ行きが見込めたなら、1000部作って、もう少し定価を安くすべきだったな、と思う。
ちなみに 3月末在庫は293冊、ということは、800冊−293冊=507冊。ということは、TRCで半分売れたんだ。ありがとうございます。
図書館向け、ということでは、今月の新刊『怪異学入門』も出足がいい。やっぱり、こういう路線でないと売れないのか?。でもな、岩田書院は、定価の高い専門書を確実に売っていくことが基本で、定価の安い本は、その読者層を広げるため、という考えにたっておかないとな…。やはり、分をわきまえる、ということは大事なことだ。
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