No.60 1996年9月
【3年目の収支決算】
 95年4月の裏だよりNo22で「2年目の収支決算」を報告しているので、昨年度(3年目.95.1-12)の収支決算を報告しておきましょう。まず、決算上の総売上げは4880万円、一昨年が2890万円だったので、2000万円増。昨年後半から新刊点数が増えたので、それにともない売上げも倍増した。
 税務署に提出する貸借対照表や損益計算書をながめていても、どうもよくわからない。いま手元にいくら資金があるか、来月の支払いはだいじょうぶか、ということがまず大事で、我が家の生活費にいくら使ったのかも、正確に把握していない。なにしろ、会社の金と我が家の生活費は全部いっしょ。給料としてもらった金を、そのまま会社に貸し付けたりするので、私の年収がさっぱり判らない。
 そこで、昨年度の総入金額と総支払額を見ると、総入金額が4620万で、総支払額が4250万、残高が70万だから、その差額300万円が、どうやら我が家の生活費となって消えたらしい。一昨年の数字がマイナス77万円であったことと比べると、かなり経営状態は良くなってきたといえる。しかし昨年度の入金額の中には、文部省の出版助成金200万円が入っている。これがないと、やはり苦しい。さて今年度…。
 6月までの売上げは順調だったのに、7、8月になったらガクンと落ちた。
     
  *総支払額の中には、岩田個人への返済が入ってました(No62)。4年目の収支決算についてはNo80参照。

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