No.51 1996年4月
【落ち込んだり、元気になったり】
 2月のある日、次のようなハガキが届いた
 「『岩田書院の新刊ニュース』をお送りいただき有難うございます。しかし『新刊ニュースの裏だより』の内容には少々辟易しています。折角の新刊書にも、よい影響を与えないのではないかと思います。もっと、新刊書の内容や魅力を伝える内容にされた方がよいのではないでしょうか。いつも買う気にならないような感じがします。」
 差出人は書いていない。文面がちょうどハガキの裏面いっぱいで終わっているので名前を書き忘れたとも考えられるが、匿名なのを幸いに全文紹介してしまった。
 具体的には、裏だよりNo48の税金対策についての文章あたりをさしての御意見かと思う。実は、この種の拒否反応がもっと多いのではないかと予想していたのだが、意外と少ないな、と思って安心(?)していたので、しばらくは落ち込んでいた。でも同じ日に、「たちまちにして、裏だよりのファンとなる。シンボルマークのカラスまたよし」というハガキをいただいたりして、少しは元気もでてきた今日このごろです。
 ところでお詫びを…。その裏だよりNo48に書いた「税金を100万円も支払った」という話しですが、あれは計算ちがいで、現在、訂正申告中です。いろいろ御心配をおかけしました。同情買いまでしてくださった方、有難うございました。べつに、だまそうとしたわけではないんですが…。私もおかしいと思ったんだ。そんなに儲かるわけがないんだから。まあ、「グチるかどには福きたる」ということでしょうか。
     
  新刊ニュースの裏だよりNo52は、お休みです。

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