郡と集落の古代地域史
古代史研究叢書E

垣内 和孝 著
(郡山市文化財調査研究員郡山市文化・学び振興公社 文化財調査研究センター調査研究員*/1967年生まれ)

2008年9月刊
A5判・244頁・上製本・函入
ISBN978-4-87294-524-9 C3321
5900円 (税別)
 「第T部には、古代の行政区画である郡と郡域の豪族との関連を、主に文献史学の方法によって検討した論考を収めた。検討の対象としたのは、陸奥国南部の諸郡である。…地域を統合する豪族の支配を制度化することによって、古代の行政区画である郡が成立したのではないことを明らかにした。
 第U部には、地域に存在する最も一般的な遺跡であり、多くの発掘調査が蓄積されていろ古代の集落遺跡を、主に考古学的な方法によって検討した論考を集めた。いずれの論考も、福島県郡山市とその周辺地域の遺跡を主な検討対象としており、その多くは古代の行政区画では陸奥国安積郡に属する。…地方における政治的な動向や社会のあり方が、古代集落の様相に色濃く反映していることを明らかにした。」(「はしがき」より)
【主要目次】 

第T部 郡と古代豪族
 第1章 古代安積郡の成立
  付論1 陸奥国安積郡と安倍安積臣
  付論2 石城・石背両国の成立と廃止
 第2章 陸奥国磐瀬郡の古代豪族
 第3章 陸奥国磐城郡司の系譜
 第4章 会津四郡の成立

第U部 集落の政治性
 第5章 古代集落の消長と構造
  付論3 竪穴内「貯蔵穴」の再検討
  付論4 古代人利腕考
 第6章 陸奥国安積郡小川郷と東山田遺跡
 第7章 古代集落としての山田C遺跡
 第8章 奈良・平安時代集落の諸段階



ご注文へ