中世東国の社会構造
中世東国論:下

佐藤 博信 編
(千葉大学教授/1946年生まれ)

2007年6月刊
A5判・336頁・上製本・カバー装
ISBN978-4-87294-473-0 C3321 \6900E
6900 (税別)
 『中世東国の政治構造(中世東国論:上)』に続いて、東国の中世を捉えなおす。

【主要目次】

T 宿と町場の営み
中世「墨田渡」と隅田宿および石浜について───加増 啓二
香取社宮中町の成立と変貌───湯浅 治久
 −東国における町場展開の一様態−
戦国後期房総における城下集落の存在形態───遠山 成一
 −内宿地名の検討を中心に−
中・近世移行期を生きた商人の一様態───滝川 恒昭
 −城下町館山における岩崎氏を例に−

U 人と物との交わり
中世の鎌倉と山林資源───盛本 昌広
常陸国久慈西郡と金沢称名寺について───小森 正明
 −瓜連の歴史的位置と替用途をめぐって−
戦国期東国の徳政───黒田 基樹
大和田重清をめぐる人と地域───日暮 冬樹

V 宗教と理念
日蓮と鎌倉政権ノート───坂井 法曄
中世末の密教僧の交衆と付法について───植野 英夫
 −上総国新義真言宗を中心に−
東国大名里見氏の歴史的性格───佐藤 博信
 −支配理念の側面から−

佐藤博信 著作目録


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