中世東国の政治と経済 中世東国論6 佐藤 博信 編 (千葉大学名誉教授/1946年生まれ) 2016年12月刊 A5判・350頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-86602-980-1 C3321 7400円 (税別) |
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編者の千葉大学退職を機に刊行した『中世房総と東国社会』『関東足利氏と東国社会』(2012年)に続き、本書は、編者の古稀を機に、千葉歴史学会中世部会のメンバーを中心に編集。全2冊からなり、本巻には論考13編、下巻:中世東国論7「社会と文化」には13編を収録。 | ||
【主要目次】 | ||
陸奥・鎌倉両将軍府の成立 −護良親王・足利尊氏の東国構想− |
阪田 雄一 | |
南北朝期二階堂氏の系譜と動向 | 木下 聡 | |
南北朝・室町期東国における戦功認定と大将 −軍忠状・着到状の分析から− |
石橋 一展 | |
鎌倉府奉公衆簗田氏の系譜 −斯波氏とのかかわりから− |
長塚 孝 | |
古河公方御連枝足利基頼の動向 | 中根 正人 | |
上杉謙信による下野佐野支配の特質 | 松本 一夫 | |
越相同盟崩壊後の房総里見氏 −対甲斐武田氏「外交」の検討を通じて− |
細田 大樹 | |
天正十三・十四年の下野国の政治情勢 −関連史料の再検討を通じて− |
竹井 英文 | |
上総井田氏支配領域の構造に関する一考察 −柴崎領・新村領を中心に− |
遠山 成一 | |
十六世紀末期関東の貨幣と知行 −「永楽銭」の再検討のために− |
川戸 貴史 | |
真田信之発給文書における署名と花押 −元和元年まで− |
黒田 基樹 | |
堀親良文書の基礎的研究 | 田嶋 悠佑 | |
戦国期都市鎌倉に関する一考察 −特に材木座蔵並氏の検討を通じて− |
佐藤 博信 | |