安藤昌益の思想史的研究

三宅 正彦編
(愛知教育大学名誉教授)

2001年11月刊
B5判・524頁・上製本・函入
ISBN4-87294-219-1
9900円
愛知教育大学哲学教室日本思想史ゼミ(三宅正彦担当)の学生と教官が心血を注いで取り組んだ成果。修士論文は陳化北の1篇、他の13篇は卒業論文で、愛知教育大学日本思想史研究会編『日本思想史への試論』(みしま書房)の各冊に発表されたものを再録する。
いずれも、昌益の著作の厳密な読みに基づいた意欲的な論考である。
【主要目次】
総 序 三宅 正彦
第T部 思想の通観的研究
安藤昌益の差別思想
陳 化北
第U部 思想の特質の研究
安藤昌益・社会変革思想の一考察
権田 真砂子
安藤昌益の社会改革論における支配者像―中国の王と日本の天皇― 早川 雅子
安藤昌益の天皇観 犬飼 暁雄
第V部 著作の個別的研究
安藤昌益著「私法儒書巻」の一分析―その典拠と基本概念の考察―
山田 紀子
安藤昌益の神代観と女性差別思想 −「私法神書巻」の分析を通して− 長滝 真理
安藤昌益著・刊本『自然真営道』の研究 中山 一樹
安藤昌益の世界観と日本の優秀性−万国巻」の分析を通して― 魚澄 弘美
安藤昌益の人間観―『統道真伝』の一分析― 岩田 武志
第W部 思想の展開過程の研究
安氏正信とその思想の研究−安藤昌益研究における一課題−
竹尾 行弘
安藤昌益の仏教観―「釈氏篇」から「私法仏書巻」への展開― 佐藤 信次
安藤昌益における神道思想の展開―「神事篇」から「私法神書巻」にいたる過程― 秋葉 昌親
第X部 中間的文化層の研究
『諸宗仏像図彙』の研究−安藤昌益の仏教思想の典拠−
岩田 保子
渓百年とその思想―安藤昌益との一致― 高井 規行
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