ミッション・スクールとは何か
―教会と学校の間―


北川 直利 著
(秋田・聖霊女子高校教諭)

2000年3月刊
A5判・276頁・上製本・カバー装
ISBN4-87294-160-8
3800円


カトリック系女子高校に勤務する非信者教師によって著された「ミッション・スクールの宗教社会学」。全国のカトリック学校36校の教職員に対するアンケート調査 などをもとにした、一人の常駐参与観察者のフィールド・ワークの記録。


【主要目次】

第T部 教会と学校
 
第1章 問題の所在
 第2章 宗教学校論の現況
 第3章 憲法第89条とミッション・スクール−私学助成の問題
 第4章 伝道と教育
 第5章 ミッション・スクールの概要

第U部 カトリック学校の教職員の意識調査
 
第1章 ミッション・スクール論の構想
 第2章 アンケート調査の意味
 第3章 アンケートの分析結果−クロス集計による
 第4章 カトリック学校の類型化

第V部 カトリック学校の課題
 
第1章 教育共同体の理念と課題
 第2章 シスターの存在
 第3章 信徒教師の役割−「信徒使徒職」の視点から
 第4章 非信徒教師の意味−「日本教徒」の立場から
 第5章 カトリック学校における「対話」の可能性

おわりに−「臨床の知」として

付1 非信徒による「聖句の解説」

付2 カトリック学校の教職員の意識調査


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