No.962(2016.06)

【DM発送時期】

 例年5月末の歴史学研究会の大会に向けて、新刊を準備して、それに合わせてDMを発送するようにしていたのだが、今年は、予定していた新刊が何点か遅れてしまい、前回のDM以降の新刊点数が少なかったため、発送を遅らせた。いままで、結果的に大会に間に合わなかったことは何回かあるが、意図的に遅らせたのは初めてだと思う。
 前にも書いたが、1回のDM経費は、「地方史情報」の編集・制作費も入れると300万円。新刊10点近く入れないと、1点あたりの広告費が高くなって採算が合わない。したがって、年間発行点数が減ってくると、DMの発送回数も減ってくる。いままでは年5回出していたが、今年は4回になるだろ。ただ回数が減ると、新刊を案内する時期が遅れてしまう。回数を維持するためには、発送通数を減らすことが必要になる。
「地方史情報」をいつまで出し続けられるか という問題も含めて、出版規模を縮小させて経営を維持していくためには、問題・課題が多い。