No.889(2014.10)

【雑誌の限定セット販売】

 1996年から98年に、雑誌「比較都市史研究」「関東近世史研究」「御影史学論集」のバックナンバーを合本製本して販売したことがあったが、今回「時衆文化」「絵解き研究」「芸能文化史」「民俗芸能研究」のセット販売をすることにした。
 「時衆文化」「絵解き研究」「芸能文化史」の3誌は既に終刊。古い号は品切れだが、今回欠号を補充して限定セット販売。そのあとは20部程度を残して断裁処分。多い号は200冊以上も在庫があって、なんとかしなくちゃ と思ってた。前回は合本製本したが、今回は合本をする余裕がない。
 「民俗芸能研究」は現在も継続刊行中だが、創刊号から第50号(2011年)まで 37セットを市販用として残し、そのうち20組をセット販売。これは会の在庫整理の一環です。
 なお「山岳修験」の在庫も預かっているが、これも、かなりの在庫数。これは学会の在庫なので、岩田書院が勝手に処分するわけにいかないので、会員に告知して無償配布し、在庫一掃をしてもらう(総会決定済み。会員告知はこれから)。
 でも、このセット販売だが、欠号を補充するのに経費がかかるし、そもそも在庫そのものの仕入れ価格もあるので、岩田書院としては決して儲かる話しではないが、終刊3誌に対する「鎮魂」かな?、よくやったよね、という気持ちを込めて…。
 でも(「でも」が多いな)、CiNii(サイニイ。国立情報学研究所 学術情報ナビゲータ)で検索すると、バックナンバーを持ってる機関が結構ある。もちろん不揃いも多いが。在庫のある号はバラ売りもする、と言ってしまってるし、完売できるのか?。