No.883(2014.10)

【岩田書院の 大「大掃除」】

 この夏、ひたすら事務所の大掃除をしていた。事情を説明すると面倒なので、しないが、もう一部屋の半分を借りていたのをやめることにして、そこに置いてあった荷物を片づけなくてはならず、本当に片付くのだろうか?と疑問に思いつつ、とにかく片づけ開始!。
 まず、本の山の裏側。ここに何があるのだろうか?、そこを崩さないと押し入れにたどり着かない。押し入れには、たいした物は入ってないという記憶はあった。でも、そこまで行くのがたいへん。出てくるのはゴミばかり。10年前の使い終わった校正ゲラ。これはあるのは判っていたけど、下のほうにあって、捨てたくても引っ張り出せないでいたもの。
 あとは全部ゴミ。使うかもしれないと思ってとっておいた紙袋やビニール袋。それを入れた紙袋。いくら捨てても、なかなかきれいにならない。発注伝票の控え。何年も前の注文ハガキの束、灯油が入ったまま、何年も使ってないストーブ。
 私、前から言ってるけど、本来はきれい好きで、整理整頓がしっかりできてたんですよ。それを言っても誰も信じてくれなかったが…。何年も使ってなかった掃除機も使える場ができた。玄関から奥の部屋の机まで、通路ができた。そしてなによりも、机の上で仕事ができるようになった。何年ぶりのことだろうか。感動的!