No.801(2013.05)

【○○さんへの手紙(2)】

 これは「言いわけ」です。でも、それをしないと、どうしてこういう本を出してしまったのかが理解できないと思うから、あえて「言いわけ」を書きます。これで許されるとは思ってませんし、許してもらおうとも思ってません。
 さて、なにから書きましょうか。気が重いな…。
 岩田書院は1993年創立、今年が20周年、新刊総点数は 800点になりました。妻と、子どもが3人います。1949年生まれ。常勤のバイトを一人頼んでいるとは言え、創立以来 基本は私ひとりです。特別の用事がないかぎり、年中無休。朝から深夜まで仕事だけしてます。そう言えば、ここのところ、年末年始も、5月の連休も、お盆休みも、休んだ記憶がないな…。でも、仕事だけしてればいいというのは、ある意味、幸せなことなのかも知れませんね。
 1冊の本が出来るまでの流れを見ておきましょうか…。まず原稿がなくては本になりません。その前に、それを岩田書院から出すかどうか。
 ここから書くと、話が長くなりそうですが、しばらくお付き合いください。