【原稿整理・校正 雑感 どこまでが書名か】 |
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なにを当たり前のことを言ってるんだと思うかも知れないが、これが意外とむずかしい。ことに、市町村史や、叢書などの場合が悩む。論文集などでは、同じ本が、執筆者によって、いろいろな表記で出てくる。原則は、書名を『 』で括る。
岩田書院の本で示してみよう。
『論集 戦国大名と国衆4 武蔵三田氏』
さて、この場合、どう表記するか。
『論集 戦国大名と国衆』4武蔵三田氏
『武蔵三田氏』論集 戦国大名と国衆4
実際の本で、どの部分が大きく表示されているかにもよるが、このくらいの表記のズレは出てくる。市町村史の場合、
『新編 埼玉県史 資料編 中世1 古文書1』
基本的には、書名は『新編 埼玉県史』だろう、と思う。以下は 巻数表記だと。図書館では、これを、どう登録するのだろう。
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