No.579(2009.9)

【雑誌の休刊が続いている】

 学燈社の『国文学』が休刊となった。『国文学 解釈と鑑賞』の至文堂が、ぎょうせいと業務統合した。岩田書院発売の『絵解研究』は次号で終刊となる。大修館の『言語』も今年いっぱいで休刊となる。
 『歴史評論』も校倉書房の発売に変わりはないが、これも歴科協の自主制作になった。かくいう岩田書院の『時衆文化』も、次号(20号)を金井先生追悼号として、以後、自主制作に切り替わる(発売は岩田書院)。雑誌受難の時代である。
 といいつつ、岩田書院の取扱雑誌は、昨年『地方史研究』、今年『石造文化研究』『レコード&マネジメント』を加えて、41誌にもなる。正直いって、もう管理できない。