No.572(2009.9)

【公費用書類というもの】

 大学の先生から直接本の注文を受けて納品し、それを個人で買うのではなくて、学校の公費で購入する場合、一般的には、見積書・納品書・請求書が必要になる。その書類に、出版社の社印と代表者印を捺して添えるわけである。
 従来は、その書類に日付を入れないのが一般的だった。最初、その理由が判らなかったのだが、要は、事務方の処理日を入れたいのですね。ところが、最近は、日付を入れるようになってきた。これは、どこぞの指導があったからなんだろうね。そうなると、見積書の日付は、納品日よりも早くするように、と指示がこまかくなってくる。確かにそうだ。見積書を出して、これでOKが出て初めて納品するわけだから。う〜ん、面倒くさっ!。送料は項目として立てるなとか、書類の宛名は大学か図書館か個人か、本の送り先はどこかとか、あとから領収書が欲しいとか、いろいろありますわ…。
 で、この公費ですが、先生の使える金額が年々減ってきて、それがこちらの売上げにひびいてきている。ぐだぐだ言ってすみません。ないより、あったほうがいいですから。
 ついでに。そのお金、銀行口座に入金されるのだが、口座名の登録を「ドクリツギョウセイホウジン〜」とか「ガッコウホウジン〜」とかやるのは、やめてほしい。通帳の字数制限があるので、どこからの入金か判らん。
 大学名と学校法人名が違うのも困ったもんで、大学名で請求してるのに、学校法人名で送金されると、慣れないと判らない。
 問題:岩田書院の近くの日本女子体育大学の学校法人名を答えよ。
ふつうは、そんなの知らんよね。