No529(2008.11)

なんと「ぶ厚い」】

 ここのところ大冊が続きます。
 @近世前期郷村高と領主の基礎的研究 822頁+CD 28000円
 A近世公文書論  834頁 19000円
 Bアイヌ文化の成立と変容(上下) 総1022頁 9500円+12000円=21500円
 C九州史学創刊50周年記念論文集(上下)総808頁 7900円+ 9500円=17400円
@とAは2分冊にしたかったのですが、各巻の書名がうまく着けられなくて、そうなると、「〜上」「〜下」では、分冊売りする意味があまりなくて、それなら1冊で出そうということになっていまいました。実際に本を見ると、お〜っ、と声がでるくらいの厚さです。びっくり効果は、あるかと…。
 製作費の面からいえば、分冊にすると製本代は2倍になるわけで、総経費としては1冊本にしたほうが安くあがることになります。でも1万円を超えると、とたんに売れなくなるので、その分を考慮すると、分冊の場合の合計定価よりも割高になってします。ちょっと矛盾してるように見えますか?。
 今年の暮れは、この他に、定価9500円という本が3冊もあります。この不況下で、売れるんだろうか…。なにやら、不安な年末になりそうです。