No.528(2008.11)

品切になったけど】

 去年の暮れから今年かけて、何点か品切になった本があるが、増刷をしていない。
 ・菅江真澄研究の軌跡   11800円 (4冊)
 ・農家調宝記   4800円 (6冊)
 ・悪党の中世    7900円 (7冊)
 ・葬送と墓の民俗   7900円(17冊)
 ・近世庶民教育と出版文化 6900円(26冊)
 ・日本のアーカイブズ論 9900円(27冊)
 ・白幡ミヨシの遠野がたり 1600円(61冊)
 ( )内が昨年1年間の売上げ冊数である。年間10冊以下の売上げでは、200部増刷して、完売まで20年以上もかかる。もうその頃には、私は生きていない?。定価が高ければ、オンデマンドという方法があるが、定価が安いとそれもできない。というわけで、増刷するのをとめてしまった。いったん品切にしてしまうと、注文が来なくなるので、ますます増刷できなくなる。
 もう1点、品切になったものがある。
 ・全国地域博物館図録総覧 9500円
これは、昨年末に出して、1年間で400部完売。出す前は、売れるのかどうか心配してたのだが、こういう誤算はうれしい。CD付きなのだが、私が発注数を間違って、CDだけ50枚余計にできている。どうしよう…。