No.390(2005.08)

最速「3刷」

 初刷2005年4月700部、2刷5月500部、3刷6月700部。定価は1900円。定価が もうちょっと高いと利益率もいいのだが、まあ我慢しましょう。こちらも売れ行きが読めなくて、小刻みに増刷して、儲け損なっている。初回に見込み発注のあった図書館流通センタ−に納品した300冊も、ほぼ完売のようだ(「裏だより」No376で、返品が大量に出ると予測したが、私の予測が間違っていました)。
 内容は、神奈川県内の事例だし、県内の主要機関には納品分1500冊が配布されるし、どうしても控えめの部数読みになってしまった。「加盟館園一覧」などは、その県内でしか使えないが、それ以外は全国的に通用する内容なので、版元としては、そこらをしっかりと評価すべきでしたね。どうも否定的なほうに目がいってしまう。
 ここまで 思わせぶりに書いてきましたが、本の名前は『学芸員の仕事』(神奈川県博物館協会編)。県内の主要書店に案内を出したが、反応は いまいち。県博協加盟館園のミュージアムショップに置いてもらおうと案内を出したが、反応は2館だけ。
 そんな状況なのに、売れてます。??