No.389(2005.08)

代引き手数料

 ヤマト運輸系のブックサービス(株)の代引き手数料が、今年の7月から、大幅に値上がりした。いままで手数料は、金額にかかわらず1件210円だったものが、改訂後は定価合計1500円未満は、送料300円+手数料200円=計500円、である。
 小社では、直送の場合、代引き・後払いにかかわらず、定価合計8000円未満の場合は、送料・手数料として210円をもらっている。しかし、これだと、定価が1500円以下の場合は、代引きだと合わなくなる。
 小社の最低価格は、雑誌の1冊840円である。これを代引きで発送すると、経費は、雑誌の仕入れ価格400円+専用の受注伝票が2枚50円+ヤマトの手数料500円=950円。これに対して売上げは、雑誌代840円の67%で562円+送料読者負担分210円=772円 である。えっ〜、そうなの。これじゃ赤字だ。
 だからといって、800円の雑誌を送るのに、500円の送料を請求できるか?、という話である。それに、送料規定を変えなければならない。図書目録から、大量に印刷してある注文ハガキまで、旧の送料規定のものがまだたくさん残っている。
 というわけで、定価が安い場合は、代引きをやめて、後払いの方式にしています。