No.367  2005年4月

昔は良かった… 

 ここのところ、著者から自分の著書の在庫数の照会が2件続いた。ひとつは2000年に出した民俗系の本で、650部刊行して在庫200部。もうひとつは、2001年に出した歴史系の本で、600部刊行して在庫200部。正直いって、刊行当初は、売れたという印象がなかった本だが、結果として400部以上売れていることになる。ほんの4年前の話である。ほう〜っ、と言って社長の私が感心してどうする、といった感じだが、売れている。
 ところが今はどうだ…。今じゃ 作り部数が400部である。売れなくなったものである。昔は良かった…。と、感慨にふけっている今日このごろである。



次の裏だより