No.1050(2018.07)

【雑誌広告・学会費/学会・出版社】

 岩田書院は、学会誌にかなり広告を出している。費用対効果から言うと、その広告効果は疑問だ。現に他の出版社は、1万円以下の広告料でも、断るところが多い。こまめに出しているのは、あとは吉川弘文館くらいか。岩田書院は、その吉川弘文館が出していないような雑誌にも広告を出している。ということは、日本一の出稿量か?。
 前にも書いたことがあるが、学会誌への広告は、その学会への資金援助の意味もある(偉そうですね。すみません)。岩田書院は、かなりの学会の会員にもなっている。年間の会費総額は、昨年(2017)1年間で35万円。
 そうだよね、研究者は学会活動を通して育っていく。その成果をわれわれ出版社は本にしていくわけで、その学会活動を支援するということは、自分の基盤を支える、ということなんだから。