No306  2004年4月

年間新刊点数50点の実際は

 4月末までの新刊点数は12点、以下6月までに17点(ここまでで29点)、引き続き、既に校正ゲラになっているもの、既に原稿が入っているものが、「たくさん」。この予定だと、たぶん当初の「年間新刊点数50点」という目標は達成しそうな気配です。たぶん、ここに挙がっていない本もでてくると思うので、実際にどうなるかか判りませんが、とにかくやれるところまでやってみますので、編者・著者・執筆者の皆様、なにとぞご了承ください。進行が遅れ気味になるのを今から謝っておきます。申しわけありません。
 では、以下、刊行予定をずら〜っとご覧ください。

■5月〜6月刊行予定(順不同) 書名は仮題 価格は税別(予定)
 青山 英幸  アーカイブズとアーカイバル・サイエンス  2800円
 野本 寛一  山地母源論@<著作集1> 14800円
 下野 敏見  田の神と森山の神<隼人の国の民俗誌1> 9900円
 松原 武実  奄美加計呂麻島のノロ祭祀 9900円
 伊村 吉秀  近世東三河の水産物流通<愛知大郷土研叢書17> 5900円
 長曽我部・押川 六十六部回国供養塔 3800円
 鈴木勇一郎  近代日本の大都市形成<近代史7> 7900円
 鉄の道文化圏 金屋子神信仰の基礎的研究 11800円
 岡田  博  二宮尊徳の政道論序説 7900円
 胡桃沢友男  柳田國男と信州                14800円
 相川 高徳  中世鎌倉人の手紙を読む:男性編・女性編    1800円
 舟橋 明宏  近世の地主制と地域社会<近世史10>      8900円
 木村  衡  古代民衆寺院史への視点            2800円
 川村  優  旗本領郷村の研究<近世史11> 11800円
 黒田 基樹  扇谷上杉氏と太田道灌<岩田選書1> 2800円
 一宮制研究会 中世一宮制の歴史的展開1      7900円
 原田 敏明  宗教・神・祭祀                9900円
 蔡  文高  洗骨改葬の比較民俗学的研究 11800円
 北原かな子他 津軽の歴史と文化を知る 2800円
■7月以降(すでに校正ゲラがでているもの)
中世一宮制の歴史的展開2/薩摩藩文化官僚の見た幕末・明治/古代中世宗像の歴史と伝承/添田儀左右衛門日記/奈良仏教と在地社会/古代史料の諸問題/キリシタン禁制史の研究/上総国湊十分所史料集/横浜の民俗誌/環境・地域・心性−民俗学の可能性/柳田国男研究年報4/ヤマの民俗/霜月神楽の祝祭学/昭五昭和史1〜4/民俗宗教の生成と変容/御田植祭と民俗芸能/都市祭礼の民俗学/宮座祭祀の史的研究/平野栄次著作集1〜2/戸川安章著作集1〜2
■秋以降(すでに原稿が入っているのも)
都市民俗論集1〜5・別冊/若狭の祭りと芸能/近世上州の商品流通/韓国の倭城と壬申倭乱/京都・都市民の研究/中世東国の地域社会論/天下布武と天和偃武/浄閑寺過去帳/中世関東地域史/歴史の周辺
■校正ゲラがでて5年以上も塩漬け状態のもの(なんとかしてほしいもの)中世東国の宗教と社会/高野山信仰史/餅なし正月の世界



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