No272  2003年4月

父と娘の春休み

 はずかしながら、私、自転車に乗れません。都会育ち(?)で、両親も姉たちも、みな乗れない、という家庭環境で育ち、頭は良かったけど(?)、運動神経は、まるでダメ、という子どもだったので、自転車に乗れないまま、この年になってしまいました。
 で、春休みの一日、下の娘と練習開始。娘の「恐え〜っ」「行け〜っ」という声を 後ろに聞きつつ、近所のおばさんのけげんな視線をあびつつ、ふらふらしながらも、なんとか20m自走しました。こういうのって、おじさんが1人でやってると、なんとも不気味ですが、小学生の娘に教わりつつやるぶんには、他の人も、なんとなく事情を察してくれそうな気がしませんか。でも、そのあと、雨が降ったり、娘と時間があわなかったりで、春休みも終わり。結局、元の自転車に乗れないおじさんに戻りました。とほほ。


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