No270  2003年1月

岩田書院、TVデビュー

 TBS系の月曜ミステリー「宗像教授伝奇考」シリーズに、岩田書院の本 約100冊が登場。主演は高橋英樹。高橋が演じる宗像教授(民俗学者)に、ある日、サメの歯の化石が兄から送られてくる。しかし数日後、その兄が亡くなってしまう。なぜ兄は殺されたのか。それを調べるために火明島へ。…というのがストーリーだそうだ。
 これがなぜ民俗学者である必要があるのかがよく判らないが、ともかく、大学教授の研究室にならべる書籍として使用したい、という依頼があった。岩田書院の本はテレビ写りが悪いですよ(なにせ、函入りの色気のない装丁だから)といったのだが、それでいい、というので貸すことにした。
 それにしても、岩田書院の本だけしかない研究室というのは、ちょっと異常である。さすがの私も、これだけは必須アイテムだから置いといたほうがいいんじゃないの?といって、おせっかいにも以下の3種を追加で貸してあげた。日本民俗学会の機関誌「日本民俗学」と、柳田國男全集(筑摩書房)、日本民俗学辞典(吉川弘文館)。
 まだ放映日は決まっていないようだが、新聞のTV欄を見ていてください。では。


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