No233  2002年2月

【読者の世代交替はできるのか。】

 DMをだすと、ご遺族から「長い間お世話になりました」とか、ご本人から「もう本が読めなくなりました」というようなハガキがきたりする。ことに、おりに触れて注文ハガキにコメントを添えてくださった方の場合などは、非常に淋しい思いをする。
 現実的な話しになってしまうが、岩田書院にとっては、これは、大事な読者が1人減ったことを意味する。DMの発送数は確実に増えているので、岩田書院の読者も増えているとは思うのだが。どうか皆さん、元気で、いつまでも本が読める(買える)ように、体力・資力・視力を鍛えておいてください…。