No.191  2001年1月

【発送業務を外部に委託しました 】

 今年(2001年)から、在庫管理と、注文品の納品・発送業務を、全面的に外部委託しました。岩田書院にとっては、すべてを私ひとりでやっていた時期から、編集作業のかなりの部分を外部委託した時期を経て、第3ステージに入ったと言えるのかも知れません。
 出版点数が増えてくるとともに、倉庫も満杯になり、次なる倉庫を借りなければならない事態になり、なおかつ日々の発送業務に追われて、本来の編集作業に支障をきたすことが常態化してきました。これではいけない、ということで、在庫管理と納品・発送業務を外部委託することにしたのです。従来、私が夜中に無償でやっていた作業を、お金をかけて外部に委託することになります。これによって、売上げが上がるというものではなく、経費が余計にかかることだけは確かです。
 稼動して2週間、やっと軌道に乗ってきたかな、というところですが、その効果のほどは…。確かに私の時間に少し余裕ができました。しかしその分を、外部に委託していた編集作業を自分でやるようにしなければ、先に記したように経費が余計かかるだけに終ってしまいます。でも、予想どおりというべきか…、楽になった分、早く家に帰る、というだけです。これでは経営的にはマズイ。でも、もう無理はきかないし…。