No.95 1997年10月
【地方史情報 その後】
 お蔭様で『地方史情報』の有料購読者数が1000人を超えました。有難いことです。創刊号は9000部つくったが、もう品切れ。ということは、約9000人に配布したということになる。小社のDMリストにより歴史・民俗学系約8000人に郵送し、雑誌広告は「日本歴史」「日本史研究」をはじめとして十数誌に、新聞広告は朝日・読売・日経・毎日をはじめ地方紙にいたるまで、かなりの宣伝をした。
 御承知のように、本誌は『月刊歴史手帖』(名著出版刊)に連載されていた「地方史雑誌文献目録」を引き継いでいるのだが、これだけ宣伝をしたのに、まだ『歴史手帖』の読者に情報が伝わっていないようだ。
 引き継いだとは言っても、先の文献目録の部分だけ小社で新たに立ち上げたのであって、その意味では正に新雑誌の創刊である。したがって『歴史手帖』の購読者名簿を名著出版から引き継いだわけではない。しかし『歴史手帖』の購読者のかなりの程度は小社でも把握できている、と思っていた。(以下、次号に)
     
  *「地方史情報」の有料購読者数は、昨年(1997)の末で集計したところ、延べ1291人である。有り難うございました。

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