No.63 1996年11月
【本が手に入るまでにかかる日数】
 岩田書院の本を手に入れるためには、いくつかの方法があり、それによって日数も異なる。時間的に短いほうから順に書いてみよう。
 (1)本屋さんの店頭に並んでいるのを買う。ただし岩田書院の本は注文制なので、原則として本屋さんで手にとって見られるケースはほとんどない。神保町の書肆アクセスには置いてもらっているが、本当に手の届かない高いところにある。
 (2)岩田書院に直接申し込む。その中でも、1) 直接買いにくるのが1番。新宿から京王線で「千歳烏山」下車、徒歩6分。次は 2) 電話かFAXでの注文。その次が 3) ハガキによる注文。2) 3) ともに、注文の当日か翌日には書籍小包で発送。本の重さが2kgを超えると宅配便を使う。いずれにしても社員は私1人なので、私がいないと、留守番電話になっているし、料金受取人払いの注文ハガキも受取ることができない。
 (3)本屋さんに注文して取り寄せる。これが時間がかかる。通常で2〜3週間といわれる。まず本屋さんから取次店という問屋さんに注文書がまわる。それが「地方小出版流通センター」に届いて、週末にまとめて岩田書院に注文が入る。それを出荷すると今度は、いま書いたのとは逆のルートを通って本屋さんに届くことになる。つい先日届いた注文書の日付を見たら、岩田書院にたどりつくまで3週間かかっているのがあった。
 (2)の直販ルートと(1)(3)の本屋さんルートと、どちらが売上げが多いか。それについては別の機会に書くことにしよう。

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