江戸幕府の直営牧 近世史研究叢書24 大谷 貞夫 著 (元 國學院大学教授/1938-2003) 大谷貞夫遺稿集刊行委員会編 (委員長)鏑木行廣 (委 員)小倉 博・吉岡 孝・荒井信司・高橋 覚 渡辺善司・高見澤美紀 2009年11月刊 A5判・336頁・上製本・函入 ISBN978-4-87294-590-1 C3321 7900円 |
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江戸時代、房総の台地に「牧」と呼ばれた幕府直営の牧場が数か所あり、牧士という地方役人がこれを管理し、周辺の村落がさまざまな形で関わっていた。 本書は、近世治水史の研究で知られる著者の最後の研究テーマとなったもので、由緒論・周縁身分論や、動物や自然と人間との関係など、近年の歴史研究の重要な課題が示されている。 |
【主要目次】 序(根岸茂夫) |
論考編 解説:大谷貞夫氏の幕府牧研究継承のために(吉岡 孝) |