近世関東の水運と商品取引 続々
−鬼怒川・利根川上中流域を中心に−

丹治 健蔵 著
(交通史学会顧問/1927年生まれ)


2017年4月刊
A5判・220頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-86602-991-7 C3021
3000円 (税別)
前著『近世関東の水運と商品取引−渡良瀬川・荒川・多摩川流域を中心に−』(2013 岩田書院)、『同 続−利根川・江戸川流域を中心に−』(2015 岩田書院)に続いて、本書では、これまで研究が遅れていた鬼怒川や利根川の上中流の河岸と、東北・北関東農村の在郷商人と江戸商人との商品取引の動向を明らかにしようとしたものである。
付論として、近世後期(安政3年)の江戸入荷商品の実態を『東京市史稿』をもとに考察。
【主要目次】

第一編 鬼怒川水運の展開と商品流通
     −東北・北陸農村の江戸廻漕商品−

序 章 鬼怒川水運史の研究回顧

第一章 近世前期鬼怒川水運の動向
    (鬼怒川水運の概況/近世前期商人荷物の江戸廻漕)

第二章 近世中期商人荷物の江戸廻漕
    (東北地方多葉粉荷物の江戸廻漕ルート/
    元文二年境河岸の江戸廻漕商品/
    明和六・七年境河岸の江戸廻漕商品)

第三章 近世後期商人荷物の江戸廻漕
    (寛政五年『大福帳』からみた商人荷物/
    天保七年境河岸の江戸廻漕商品)

終 章 鬼怒川水運史の総括

第二編 利根川水運と商品流通の動向
     −北関東農村の江戸廻漕商品−

序 章 関東水運と商品流通史の研究回顧

第一章 上利根川水運と江戸廻漕商品
    (上州倉賀野河岸と江戸廻漕商品/
    上州川井・新河岸と江戸廻漕商品/
    上州平塚河岸と江戸廻漕商品)

第二章 中利根川水運と江戸廻漕商品
    (古川船渡河岸と江戸廻漕商品/境河岸問屋と江戸廻漕商品/
    商品物資輸送経路の改変とたばこ荷物)

第三章 取手宿本陣染野家の醤油の江戸廻漕

終 章 北関東農村の江戸廻漕商品の総括

付 論 近世後期関東地廻り経済と江戸入荷商品
    (麦・米・大豆/醤油・味噌・酒・塩/木綿・真綿・麻・繰綿/
    たばこ/干鰯・しめ粕・石炭・炭)


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