近世関東の水運と商品取引 ―渡良瀬川・荒川・多摩川流域を中心に― 近世史研究叢書33 丹治 健蔵 著 (交通史学会顧問/1927年生まれ) 2013年5月刊 A5判・492頁・上製本・函入 ISBN978-4-87294-798-4 C3321 14800円 (税別)品切れ |
|
城米・年貢米の江戸廻漕や、木材・商人荷物の運漕に大きな役割を果たした利根川支流の思川・渡良瀬川水運をはじめ、荒川本流とその支流の新河岸川水運と商品取引の動向を追究し、その全容の解明を目指す。併せて、武州の外縁にあたる多摩川の木材流通と筏師の経営についても明らかにする。 |
【主要目次】 |
序 章 関東とくに利根川水系交通史研究の概況 第1編 思川・渡良瀬川流域の水運 第2編 荒川流域の水運 第3編 多摩川流域の水運 終 章 関東水上交通史総括 |