岩田書院 創立30周年 記念出版
論集 修験道の歴史 
2 寺院・地域社会と山伏

川崎(かわさき)剛志(つよし)時枝(ときえだ)(つとむ)
徳永(とくなが)誓子(せいこ)長谷川(はせがわ)賢二(けんじ)

2024年7月刊
A5判・328頁・上製本・カバー装
ISBN978-4-86602-158-4 C3321
5700円 (税別)
『山岳宗教史研究叢書』(名著出版、1975-84)以降、主として1980年代後半以降に公刊された修験道に関する主要な関係論文を集成し、解説を付す。
本冊には、中世の寺院・山伏(7編)と、近世の里修験(3編)についての論考を再録。
【主要目次】 
熊野先達の「大法」と檀那 工藤 克洋
中世後期の<頭山伏>と山伏結合
 ―八槻別当を題材に
近藤 祐介
相論解決回路としての山伏の通交
 ―近江湖北・湖東の修験を素材として
増山 智宏
中世後期根来寺内における修験道 三好 英樹
中世後期の山伏と東寺
 -東寺・新熊野神社・備前児島五流をめぐって-
三宅 克広
細川頼之と覚王院宋縁 水野 圭士
鞍馬寺の竹伐り会 ―中世蓮華会試論 野地 秀俊
              *  
里修験の在地活動 -武州入間郡上寺山村林蔵院 藤村 行弘
里修験の一形態
 ―近世・武州比企郡羽尾村における修験金剛院の活動と位置・役割―
榎本 直樹
近世、里山伏の行者講について 久保 康顕
              *  
解説1 中世における寺院・地域社会と山伏 長谷川賢二
解説2 里修験と地域社会 時枝  務
   
【論集 修験道の歴史】全3冊 構成  
1:修修験道とその組織 2023年6月刊・342頁・5800円(税別)
3:修験道の文化史 2023年9月刊・316頁・5600円(税別)
 

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